雨に濡れたセーラー姿の葵が、見知らぬおじさんの視線に戸惑いながらも、心の奥底で揺れ動く欲望を感じる姿が描かれた本作。初見の女優Niaさんは、思わず惹かれる魅力を持ちつつも、ジャケ写ほどのボリューム感は感じられずちょっと残念。しかし、濡れ透けた衣装と絶妙な喘ぎ声が興奮を高め、シチュエーションそのものが見る者を引き込む。実写化作品には期待外れも多い中、原作の欠けていた部分を映像が見事に補完し、女優と男優のパフォーマンスも光る。少々ピントが甘いカメラワークには減点だが、それを補って余りある興奮を提供してくれた。特に、着衣でのエロさに新たな境地を感じ、何度も見返したくなるほどの満足感を得た。全体的に見ると、今作は最近の中で最も刺激的な逸品といえるだろう。次回作はVR化を期待したい。